あじさい寺こと雲昌寺のあじさい観覧レポ|青の絶景とナビの罠

旅行のススメ

秋田県男鹿市にある「北浦山 雲昌寺(うんしょうじ)」通称あじさい寺は、6月になると約1,500株ものあじさいが咲き誇り、青一色に染まる幻想的な風景で知られています。
この時期、雲昌寺では「特別観覧期間」が設けられ、ふだんは静かな境内が、全国から訪れる人々でにぎわいます。

ナビに振り回された道中

ちなみに我が家はこの“特別観覧”に合わせて訪問したのですが、行きのナビがまさかの「地元民しか通らんやろ!」ってくらいの細道を案内してきて大混乱。
ぐねぐね道&一方通行っぽい道を延々と走らされ、車酔いで子どもたちはリバース、車をガリッと擦るという悲劇。
帰りは広くて快適な道を案内されたので、ナビの道の選択には要注意です…!

自分

修理費がイタかった…
みんな道を調べてから行こうね!(泣)

雲昌寺ってどんなお寺?|“あじさい寺”と呼ばれる理由

男鹿市にひっそり佇む名刹「北浦山 雲昌寺」

秋田県男鹿市にある「北浦山 雲昌寺(うんしょうじ)」は、室町時代に創建されたとされる歴史あるお寺です。
男鹿半島の北浦地区に位置し、海と山に囲まれた自然豊かな場所にひっそりと佇んでいます。
普段は静かな寺院ですが、6月中旬から7月にかけて「あじさい寺」として一気に注目を集めるスポットです。

楽天トラベルガイド【全国のあじさいの名所43選!2025年あじさい祭り開催】で紹介されています。

あじさいと住職の物語

雲昌寺が“あじさい寺”と呼ばれるようになった背景には、住職による地道な努力があるらしいです。
ご住職が約20年にわたり、少しずつあじさいを植えては育て、植えては育て…
現在では1,500株以上のあじさいが境内を埋め尽くすように咲くようになりました。
その努力と美しさが評判を呼び、今では県外からも多くの観光客が訪れる人気スポットとなっています。

自分

正直、引くレベルでマジあじさい。

6月の特別観覧とは|期間・見頃・雰囲気の魅力

雲昌寺のあじさいは、毎年6月中旬から7月下旬までが見頃です。
特に6月14日〜7月21日は「特別観覧期間」となっており、この時期のみ公開されるエリアや演出もあります。

ちなみにこの期間中は、通常の参拝料300円に加えて“閲覧料?”のような形で800円が加算されていました。
詳細はうっかりメモし忘れたのだけど、だいたい

  1. 昼間:600円~1,200円
  2. 夜間ライトアップ:1,000円~1,400円

くらいで一番人気な期間・時間帯ほどお高いわけです。

私が訪れた日は6月下旬の昼間で、境内の青い世界に圧倒されるほど。
料金は入る前は、普段300円に追加するには、ちょっと高いやろーと感じたけど、
あのあじさいのどえらさと気合の入り具合を見たら

自分

コレは運営側も期間中に、特別料金を取らないという選択肢はないよね
納得納得!

と思える内容でした。

実際に訪れて感じたこと|写真映えするスポット&感動の風景

境内を包む「青の世界」

雲昌寺のあじさいは、特に青系統の花色が特徴的で、どこを見てもブルーのグラデーションに目を奪われます。
山門をくぐった先には、あじさいが絨毯のように敷き詰められた小道や、階段、岩の隙間にまで咲き乱れており、一歩進むごとに違った風景が広がります。

一番の絶景ポイントは本堂裏

中でも、本堂の裏側に位置する展望スペースからの景色は圧巻です。
青く染まったあじさいが一面に広がり、遠くに日本海が望めるロケーションとのコントラストがまさに絶景。
「雲昌寺の青」は、写真では伝えきれない奥行きと光の魔法が感じられます。

私自身、思わずシャッターを何度も切ってしまいました。

自分

大量のあじさいに囲われる我が子達のかわいさよ

※リバースしてスッキリして、もう元気元気

アクセスと駐車場|混雑時の注意点とおすすめの行き方

雲昌寺までのアクセス

雲昌寺は男鹿市北浦地区にあり、公共交通機関でもアクセス可能です。

  1. JR男鹿駅からはバスで約25分
  2. 車で訪れる場合は、秋田市中心部から約1時間半程度

※観覧期間中は駐車場が混雑するため、乗り合わせや早めの到着がおすすめです。

駐車場・混雑時の対策

特別観覧期間中は臨時駐車場も用意されますが、人気の時間帯(午前10時~午後2時頃)はかなり混み合います。
私は平日の午前中に到着したため、比較的スムーズに入場できました。
休日やライトアップの時間を狙う方は、時間に余裕を持つのがベストです。

ナビがコワイったらない

ナビが案内した道があまりにも細くて

自分

これ本当に観光地のルート?

と不安になるレベル。
一方通行じゃないのに一通みたいな道路幅。すれ違うのに凄い勇気と脳みそフル回転。
街なかの私道じゃないか?って道。塀がコワイ。
上がったり下がったり曲がったり、上下左右にグネグネグネグネ。
そりゃ、住んで慣れてなければ、酔って当然、擦って当然みたいな。

帰りもまたあの道を通るのかと戦々恐々としていたんですわ。
どっこい帰りのナビってば、快適道路だけを教えてきた。
もうスイッスイ通れる。
行きの時間と手間と苦労が、アホみたいにサクサクと国道まで出れた

自分

観光地のルート、コレだったわ

事前に広い道を調べておくか、宿泊施設の送迎を利用するのが安心かもしれません。

最適の宿泊施設

駐車場やルートで困りたくないなら、宿泊してしまうのが一番。
男鹿温泉郷 元湯雄山閣なら、専用のバスで送迎してもらえるので、駐車や道に迷うの心配がありません。

》雲昌寺(うんしょうじ) 周辺の宿

男鹿市周辺の立ち寄りスポット|雲昌寺と合わせて楽しむ観光モデル

もし泊まるなら、せっかくなので『男鹿市』を楽しんでみてね

男鹿真山伝承館・なまはげ館

雲昌寺から車で20分ほどの場所にある「なまはげ館」は、男鹿市の伝統文化“なまはげ”について学べる人気の観光施設です。
迫力満点のなまはげショーや展示もあり、ファミリーにもおすすめ。

入道崎で夕陽を楽しむ

雲昌寺の観覧を終えたあとは、男鹿半島の西端にある入道崎へドライブ。
日本海に沈む夕陽は、あじさいとはまた違った感動があります。
夕方の時間帯に訪れると、一日を締めくくる絶景が待っていますよ。

ほかにも楽しめるスポットたくさん

他にも日本海を一望できる秋田県唯一の水族館「男鹿水族館 GAO」など
男鹿市はファミリーにもおすすめの観光地ですよ。

まとめ|青の絶景とちょっとした珍道中

雲昌寺の特別観覧期間は、普段とは違う“非日常のひととき”を体験できる貴重な時間でした。
昼間の拝観料は少し高めに感じたものの、実際にその美しさと整備の行き届いた境内に触れると、その価値は十分にあると実感できました。

そして何より、ナビに振り回されながらもたどり着いた先に広がる青の世界は、まさに“ご褒美”のような絶景でした。
次回はもっと余裕を持って、周辺の観光スポットも楽しみたいな〜と思いつつ、今回はあじさいとナビに振り回された一日でした。

もしあなたも6月の予定を立てているなら、ぜひ「北浦山 雲昌寺」を候補に入れてみてはいかがでしょう?
静けさと華やかさが同居する場所で、自分だけの特別な時間に出会えるはずですよ。
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